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電源は単3乾電池<NEC MobileGear2 MC/R330>

このところ、ノートPCを中心に紹介していましたが、ここで少々趣向を変えて
みます。今回はWindowsCE機の話です。

当方はその昔、現地試験の現場でのレポート作成のために壊れにくいPCが必要に
なったことがあります。とはいえそのためだけに新しいノートPCを買うのも少々財政が
厳しいことから、比較的安価なWindowsCE機を入手することにしました。
機種選定をした結果、津田沼の某店にて、NECのMobileGear2 MC/R320を新品で
49,800円で入手しました。
このマシンは、バックライトなしのモノクロ液晶モデルでしたが、これが屋外での視認
性に優れ、充分なキーピッチとほどよいキータッチでテキスト作成に非常に役立ちまし
た。

WindowsCE機は、基本的にHDDを内蔵しません。必要なプログラムはすべてROMに
書き込まれており、作成したデータは本体RAMもしくはコンパクトフラッシュなどのリムー
バブルメモリに保存して活用します。そのため、電源ONから使えるようになるまでの
時間はほんの数秒とメチャメチャ速いです。また、電源OFFも電源ボタンを押すだけで
ほんの一瞬。また、HDDなどのような回転・駆動する部品がないため、多少の振動でも
全く影響を受けません。これが現地試験や移動中にかなり重宝します。
本体重量も640gほどしかないため、携帯するにも苦にならず、国内出張でH"と組み合
わせて活用したほか、グローバルモデムと組み合わせて海外出張でも活躍しました。

しかし、この時期のNECの筐体の特徴なのか、長期間の使用により継続的に力のか
かる部分が劣化し、筐体にヒビが入る現象が見られました。
具体的には液晶ヒンジ部分です。経年変化によるものかもしれませんが、ネジによる
とめ金具の部分がその周りから崩れ、ヒンジ部分の遊びが激しくなり、最後には筐体
が割れてしまうという感じです。
これにより、MC/R320はかなり使いずらくなりました。そこで修理のために分解を試み
たところ、液晶部を少々無茶に引っ張った瞬間に、液晶フレキシブルケーブルが切断。
完全に使えないものとなってしまいました。
愛着があっただけに、このときはかなり落ち込みました。

それから2年の月日がたちました。

当方も住まいを引越し、首都圏への長距離通勤がはじまりました。さすがに1時間近く
の電車通勤中はヒマになります。そこで、移動中にPCを使ってメーリングリスト向けの
文書を作成することを考えました。
しかし、混んでる車内でノートPCを広げるのも少々抵抗があります。そこで、テキスト作
成のための小さめな筐体のモノが欲しくなりました。
つい、昔のMC/R320のことを思い出しました。あれがあればよかったのに・・・。

次の瞬間、ヤフオクでの物色が始まっていました。しかし、MC/R320の中古は数も少な
いですし、その多くは筐体にヒビが入っているものがほとんど。
また、テキストエディタ的な使い方をするのは一般ユーザーだけでなく、プログラマの方も
同じ。そのため、当時は一部のユーザーに人気があって、中古でもそれほど値が落ちて
いませんでした。
むむぅ・・・。
その時、目に止まった出品がありました。MC/R320の後継機である、このMC/R330です。
(この写真は改造後のものです)

主な仕様は以下のとおり。
CPU:MIPS VR4121 131MHz
液晶:7.3インチモノクロ4階調STN(640×240) 
詳細は以下を参考にしてください。
http://www.necinfrontia.co.jp/products/pda/mg/r320.htm
ここにはMC/R320の仕様も一緒に掲載されています。
ついでに、MobileGear関連の情報はこちら。
http://www.necinfrontia.co.jp/products/pda/mg/index.htm

MC/R320に比べて筐体の色がさらに白っぽくなり、キーボードも明るい色。明らか
に女性ユーザーを意識した作りになっています。当方には少々抵抗がありましたが、
他に選択肢もなく入札。結果、10,000円にて落札できました。

しばらくして、落札したR330が到着しました。
付属品は元箱が無いだけで、あとは全て完備。新品購入時の保証書から、中古
販売店で買ったときの領収書まですべて。ここまで揃っているのは当方もはじめて
見ました。どうやら当方が4人目のユーザーのようです。

さて、R330の状態ですが、
①背面のシリアルポートふたが割れている。
②底面のゴム足のひとつがほんのちょっとだけ欠けている。
③底面のバックアップ電池用ふたに、「CR2032」と油性マジックで書かれている。
他は非常にきれいな状態。極上品といってもいいくらい。
気になるヒンジのガタですが、ほんのちょっとだけあって気になったので、一部
分解して中のねじを増し締めしました。
テープ跡があったので、シールはがしを使ってふき取り。しかし、③は樹脂に染み
込んでようでまったく消えません。
①のふたはこの時のために・・・と保管しておいたR320の部品を使いました。ただ、
ここだけ色が違うのもなんなので、ついでに
・RAM・ROM格納ふた
・バックアップ電池用ふた
も一緒にR320のものと交換しました。ブルーグレーのなかにスカイブルーの部品
が混ざって、なかなかいい感じ。
キーボードは製品の写真どおりで、最初はホワイトとライトグレーで個人的には好き
になれませんでした。そこでR320のダークグレーのキートップと全交換。液晶下部の
ふたもダークグレーのものに交換しました。スタイラスペンもR320のものに。
結果、ちょっと男っぽくなった感がします。

R320の拡張メモリをそのまま流用できるので、すぐさま32MB化しました。
(今では希少品でほとんど入手できません。)
電池を入れて起動させますと、なつかしのWinCE2.11の画面がでました。
R320と比べて、出荷時の状態から入っているソフトが少々増えています。初心者に
も扱えるようにと配慮されているのだと思いますが、本来の記憶容量が少ないので
ちょっと邪魔に感じます。
あまり気になるようなら、R320のROMと交換してもいいかなとも考えています。
R320と大きく違う点としては、最初からATOK内蔵というのは便利です。
通常、WindowsCE機はかな漢字変換プログラムとしてMS-IMEを内蔵していますが、
変換効率においてあまり評判がよくありません。そこで、別売のATOKPocketを購入
し、導入するユーザーが多いです。
その辺を考慮してか、R330は購入した時から内蔵されているのでしょう。

とりあえず、定番の調整を。
・デスクトップにShortCutsフォルダを作成して、出荷時の状態でデスクトップ上に
 並んでいる多くのショ-トカットを全てそこに放り込み。
・プログラム修正パッチをダウンロードして、インストール。
・ダイヤルアップ設定。
・PocketWZEditorを導入。
・Tascal RegEditを導入。← あまり使いませんが。
・無線LAN用ソフトを導入。
・前述した状態でメモリーカードにバックアップ。
 (WindowsCE機は各社それぞれにバックアップ専用ソフトを搭載しています。
  というのも、電池が完全に消耗すると、RAMに記憶したデータが消えてしまう
  からです。ただし、このバックアップソフトもたいがいはお手軽にできていて、
  定期的にバックアップを取っていれば、最悪データが消失しても、ものの5分
  ほどで以前の環境に戻せます。これは便利!)
当初、WinCE用PowerToyを入れたところ、コントロールパネルのDLLを誤って書き換え
てしまい、コントロールパネルが表示不能に(強制的にリセットがかかる)。
バックアップ前だっただけにまた最初から作業~(T_T)。

電車内で久々に使ってみました。
お手軽・お気楽に文書作成するにあたって、これほどよいマシンはありません。キーが
大きいのでバシバシ打てます。違和感はほとんどありません。
液晶画面は旧シリーズ(R300)に比べると見やすいです。バックライトがないのはやや
暗い環境での作業に支障をきたしますが、そんな暗い中で文書作成する頻度は少ない
ですし。
残念なのが、R300に搭載されていたCFスロットがなくなってしまったこと。PCカードスロッ
トを活用すればいいのですが、単独で装備しているとバックアップ用途など、なにかと便
利なことが多いのです。
あと、微妙にOSがR320よりバージョンアップしてるような気が。
CPUは131MHzと、今のCE機の中では遅い部類に入りますが、用途を考えるとこれで充分
です。
特筆すべきは電源です。R300系はすべてそうなのですが、単3乾電池2本で約28時間駆
動できます。これは「どこでも電源を容易に確保できる」という点で大きな安心感を生みます。
「充電できないから、予備の乾電池2本持っていこう。」とかという明るい開き直りがまたよ
いです。
※ちなみに、純正オプションで専用充電池もあります。当方は持ってないけど。

WindowsCE機は、外見はPCにそっくりですがかなり用途が限定されます。過度の期待を
持って入手すると、その期待を見事に打ち破られますので、新規に入手する方はご注意
ください。アプリケーションをインストールするための母艦となるPCがなければ、100%活用
できないといってもよいでしょう。

今、ブログの更新も指定したメールアドレスに送信するだけでできるような時代です。
当方は電話やPDAなどでテキストを作成するのは苦手で、キーボード必須!の人ですが、
これなら電車内でテキストを作成し、PHSにて送信~でブログの更新が簡単にできます。

<余談>
このマシンもいつもどおりカミさんが荷受しましたが、そのときの会話。
カミさん「荷物届いてたけど、あれなに?」
当方「ん?部品。」
カミさん「伝票に『パソコン』って書いてあったじゃない!(-_-#)」
当方「じゃ、パソコンの部品(^^;)。」
カミさん「ふ~ん・・・(-_-#)。」

・・・チョット怖かったです・・・。

※機種別メニューはこちら。
http://www.geocities.jp/junkersugi/pc_sugi.html


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